シンポジウム
夷酋列像(いしゅうれつぞう)[1790]は、蠣崎波響(かきざきはきょう)[1764~1826]の代表作であるとともに、広く知られたアイヌ絵のひとつです。
このシンポジウムでは、夷酋列像のフランス流出をめぐる最新の研究報告に加え、夷酋列像を世界史教材としてとりあげた道立高校での歴史実践を報告します。さらに本作品が内包するポリティクス(政治性)について議論し、夷酋列像の社会的意義を問います。
※参加無料 ※北大会場・オンライン配信 ※事前申込制
【チラシ表】

【チラシ裏】

【夷酋列像とは】
夷酋列像は、1790 年に、松前藩の家老で画家の蠣崎波響(1764〜1826)が、藩命を受けて描いたアイヌの首長ら12人の肖像画。超絶技巧ともいうべき精緻な描写から江戸時代においては時の権力者や財界人、文化人らの注目を集めたが、松前藩がプロパガンダとして制作し利用したとの見方が強い。現代でも異色の江戸絵画として評価されているが、その大きな契機となったのが、1984年のフランス・ブザンソンでの発見であった。いつ誰がフランスへ運んだのか。そうした謎の解明とともに、《夷酋列像》の政治性をめぐる議論が進められている。
【開催日時】
10月3日(土)13:00~17:00 開場12:30
【プログラム・登壇者】
▶13:00~14:30 第1部
《夷酋列像》の謎 フランスの視点−ブザンソンで動き出した修復プロジェクト
プレゼンテーション: 加藤利器 (札幌日仏協会理事長、元北海道新聞パリ特派員)
コメント①: 井上研一郎 (宮城学院女子大学名誉教授、元北海道立近代美術館学芸員)
コメント②: 五十嵐聡美 (美術史家、元北海道立近代美術館学芸部長)
▶14:50~16:00 第2部
《夷酋列像》を教材化する−歴史を自分事化し、歴史を紡ぐ主体となるために
プレゼンテーション: 渡邉大輔 (北海道札幌西高等学校教諭)
コメント①: 吉嶺茂樹 (札幌日本大学高等学校教諭)
コメント②: 佐野祐子 (北海道札幌西高等学校教諭)
▶16:20~17:00 パネルディスカッション
登壇者: 加藤利器、井上研一郎、渡邉大輔、吉嶺茂樹、佐野祐子
モデレーター: 五十嵐聡美
【会場】
北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 W203 / ZOOM
→北大ホームページ施設案内
【受付方法・受付詳細】
受付フォームへアクセスいただき、必要事項をご記入の上お申込みください。
→お申込み受付フォーム
受付期限:2026年9月30日(水)24:00まで
◆開催前日に登録メールアドレスへ参加情報が送付されます。
◆受付期間後の受付は出来かねますので、ご了承下さい。
◆同一の方から複数回お申込みがあった場合、直近のお申込み情報を適用します。
◆後日のオンデマンド配信は行っておりません。
◆受付完了後、欠席する際のご連絡は必要ありません。
【主催/お問い合わせ】
北海道大学 アイヌ・先住民研究センター
e-mail:ainu[at]let.hokudai.ac.jp
※[at]を半角の@に置き換えてください
2026年8月13日(木)
2024年10月26日(土)にシンポジウム「ニュージーランド国立博物館 テ・パパ・トンガレワの現在」を開催しました。
ご参加いただき、ありがとうございました。
シンポジウムの詳細はこちら
2024年10月27日(日)
2021年度10月シンポジウムを開催しました。
大変多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
シンポジウムの詳細はこちら

2021年10月11日(月)
2021年3月13日(土)
共催キックオフシンポジウム「アイヌ文化の教育と人材育成」を開催しました。
ご参加いただき、ありがとうございました。
共催シンポジウムの詳細はこちら

2021年3月15日(月)
2020年シンポジウム「フィールド言語学とフィールド言語学者のダイバーシティ」を開催しました。
ご参加いただき、ありがとうございました。
シンポジウムの詳細はこちら

2020年10月2日(金)
2019年2月16日・17日 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター403号室にて、
- ISNLC2019
- International Symposium on Northern Languages and Cultures 2019
- 北方の言語と文化にかんするシンポジウム
- 北方のフォークロアと言語
- シベリアの言語資料採録にかんする諸報告
を開催しました。多数様のご来場、ありがとうございました。
シンポジウム記事はこちら
2019年2月18日(月)
- 民族のあり方と先住民族政策
- 台湾平埔族の原住民族認定をめぐって
趣旨:
台湾においては、すでに原住民族と認められている16民族に対して、国会の特別議席、土地に対する権利、進学・就職の際の優遇措置などの特別の権利・利益が保障されている。しかし、台湾島の中国大陸に面した平野に居住していた民族は、明、清の時代に移住してきた漢民族に同化され、固有の文化が大きく損なわれたため、最近に至るまで原住民族として認められることはなかった。2016年に誕生した蔡英文・民進党政権は、これらの平埔族(平野の民族の意)を原住民族と認める方針を決めたが、これまでの16 民族の位置づけとは大きく異なるアプローチが取られている。
そこで、今回のシンポジウムでは、浦忠成氏に蔡政権の新しい原住民族政策の全体像と、その中での平埔族政策の持つ意味について、雅柏甦詠・博伊哲努氏に原住民身分法改正を含む、政府としての平埔族政策について、汪志敏氏に台南市のシラヤ族(平埔族の一つ)施策の内容と国と自治体の関係について、それぞれお話しいただき、さらに、王昱心氏に平埔族としての立場からのコメントをいただいて、具体の民族のあり方に応じた先住民族政策の可能性を探り、今後のアイヌ政策の参考に供したい。
内容:
蔡英文政権の原住民族政策
- 浦忠成(総統府原住民族転型正義委員会副委員長・国立東華大学原住民民族学院長)
台湾政府による平埔族政策の回顧と展望
- 雅柏甦詠・博伊哲努(原住民族委員会総合企画局副局長)
台南市の平埔族施策 ― 自治体の役割
平埔族としての経験から ― コメント
日時:
- 2018年7月7日(土)
- 10:00~17:20
- (開場9:30)
場所:
- 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)
- 1階 W103教室
- ※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
2018年6月7日(木)
アイヌ・先住民言語アーカイヴプロジェクト 2017 シンポジウム
「先住民族アイヌと入植植民地北海道①」
ー アイヌ史の方法論 ー
終了しました。多数様のご来場、ありがとうございました。

シンポジウム詳細はこちら 2017年7月31日(月)
- 先住民族アイヌと
入植植民地北海道①
- – アイヌ史の方法論 –
※参加無料・申込不要
【発表者】
- 丹菊 逸治
- (北海道大学アイヌ・先住民研究センター 准教授)
- 「アイヌ民族の伝統的歴史観と入植植民地北海道」
- 坂田 美奈子
- (苫小牧駒澤大学国際文化学部 准教授)
- 「口承文学からアイヌ・エスノヒストリーを考える
:村の再生の物語を中心に」
- マーク・ウィンチェスター
- (神田外国語大学日本研究所 専任講師)
- 「アイヌ近現代史の忘却への欲望と歴史修正主義の危機」
日時
- 2017年7月29日(土)
- 14:00~17:30(開場13:30)
場所
- 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)103教室
- ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
主催・お問い合わせ
2017年7月7日(金)