研究成果 - ci=nuye kampi
センターでは、講演会やシンポジウムを定期的に開催しています。また、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」などの翻訳もおこなっています。そのいくつかをご紹介します。
2022年
つないでほどく アイヌ/和人
(2022年3月19日 発行)
2020年
発行日:2020年11月30日(全145頁、3.83MB)
十九世紀末のセデック語資料『埔里社撫墾署管轄北蕃語集』 : 百余年後の言語学的考察(落合 いずみ)
発行日:2020年3月25日(全128頁、819KB)
アイヌ韻文の行頭韻(丹菊 逸治)
2019年
- 北海道アイヌ民族生活実態調査報告その6 2018年 アイヌ民族多住地域調査報告書 【全文】旭川市におけるアイヌ民族の現状と地域住民(2019年7月19日 発行)(110メガバイト)
- 【表紙・目次・はしがき・序章】(小内 透)(13メガバイト)
- 【第1章】旭川におけるアイヌ文化継承とアイヌ民族運動の変遷(木戸 調)(12メガバイト)
- 【第2章】旭川市のアイヌ政策と行財政(新藤 慶)(13メガバイト)
- 【第3章】旭川におけるアイヌの家族形成と展開(品川 ひろみ)(10メガバイト)
- 【第4章】旭川アイヌの教育と職業階層(野崎 剛毅)(6メガバイト)
- 【第5章】旭川市におけるアイヌ文化の動態(上山 浩次郎)(13メガバイト)
- 【第6章】旭川市におけるアイヌの人々のエスニック・アイデンティティ(新藤 こずえ)(10メガバイト)
- 【第7章】アイヌ・非アイヌの人々が語る差別の諸相(佐々木 千夏)(6メガバイト)
- 【第8章】旭川市民におけるアイヌの人々との交流及びアイヌ文化との関わり(小野寺 理佳)(23メガバイト)
- 【第9章】地域住民のアイヌ政策への評価(濱田 国佑)(9メガバイト)
- 北海道大学アイヌ・先住民研究センター ブックレット 第4号
- 花とイナウ―世界の中のアイヌ文化―
- (2019年3月19日 第3刷 発行)
- English.pdfはこちら
2018年
- 北海道アイヌ民族生活実態調査報告その5 2017年 アイヌ民族多重地域調査報告書 帯広市におけるアイヌ民族の現状と地域住民(2018年6月30日 発行)
- 北欧サーミの復権と現状 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドを対象にして 先住民の社会学1(小内透 編著)を出版しました。(4月1日発行)
北欧サーミの復権と現状 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドを対象にして 先住民の社会学1
先住民族に対する抑圧/権利保護政策をめぐる本格的な実証研究 ―北欧サーミとアイヌの比較から見えてくるものとは?
サーミやアイヌなど多くの先住民族は近代化に際して同化や抑圧の対象となったが、特に1980年代以降、その権利保護政策が進められている。ノルウェー、スウェーデン、フィンランドにまたがって居住しているため異なる政策の影響を被るサーミは、どのように国民国家という枠組みに対抗し、活動してきたのか。サーミをめぐる現状と課題を論じる本書は、第2巻のアイヌの記述と併せて読むことでさらに、先住民族の権利をめぐる問題が決して一枚岩ではない、奥深い問題であることが分かるだろう。
価格
- \3,900+税にて販売中です。下記の連絡先にお問い合わせください。
- 東信堂(TEL)03-3818-5521(代) /(FAX)03-3818-5514
- ホームページ 東信堂ウェブサイト
- メールアドレス hupress_1@hup.gr.jp
- 住所 東京都文京区向丘1-20-6
編著者紹介
- 小内 透(おない とおる)
- 2018年現在
北海道大学大学院教育学研究院教授
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
- 現代アイヌの生活と地域住民 札幌市・むかわ町・新ひだか町・伊達町・白糠町を対象にして 先住民の社会学2(小内透 編著)を出版しました。(4月1日発行)
現代アイヌの生活と地域住民 札幌市・むかわ町・新ひだか町・伊達町・白糠町を対象にして 先住民の社会学2
先住民族に対する抑圧/権利保護政策をめぐる本格的な実証研究2 ―先住民族とマジョリティの共生をめざして 北欧サーミが復権運動を通して独自の議会やメディア、教育などの機関・機構を成立させていた(第1巻)一方、アイヌは差別の残存やそれに伴う経済問題など多くの困難を抱えたままでいた。しかし近年はアイヌ文化を称揚する動きの高まりや、和人(アイヌ以外の日本人)との混血などによって、若年アイヌたちの被差別経験は減少している。本書はこうした周辺社会の変化からアイヌ・アイデンティティの世代差や和人地域住民との交流関係を分析し、現代アイヌの生活実態や意識、彼らを取り巻く社会環境を詳述する。第1巻と併読することで、先住民族とマジョリティの共生には何が必要か、その多くの示唆に気づくだろう。
価格
\3,900+税にて販売中です。下記の連絡先にお問い合わせください。 東信堂(TEL)03-3818-5521(代) /(FAX)03-3818-5514 ホームページ 東信堂ウェブサイト メールアドレス hupress_1@hup.gr.jp 住所 東京都文京区向丘1-20-6
編著者紹介
小内 透(おない とおる) 2018年現在 北海道大学大学院教育学研究院教授 北海道大学アイヌ・先住民研究センター
2016年
- 『調査と社会理論』・研究報告書34 先住民族多住地域の社会学的総合研究 その6 フィンランドにおけるサーミの現状(2016年3月31日 発行)
- 『調査と社会理論』・研究報告書35 先住民族多住地域の社会学的総合研究 その7 先住民族多住地域の社会学的研究 -札幌市・むかわ町・新ひだか町・伊達市・白糠町を対象にして-(2016年3月31日 発行)
- 第1部 アイヌの人々の生活の歩みと意識
- 第2部 地域住民とアイヌの人々との関わり
2015年
- 北海道アイヌ民族生活実態調査報告その4 2014年 アイヌ民族多住地域住民調査報告書地域住民のアイヌ政策への評価とアイヌの人々との社会関係-札幌市とむかわ町を対象にして-
- 白糠町におけるアイヌ民族の現状と地域住民(2015年5月15日発行)
- 北海道アイヌ民族生活実態調査報告の概要(2015年5月12日公開)
- 「ノルウェー・フィンマルク地方におけるサーミの現状」(2015年3月31日発行)全文(180ページ 95.6メガバイト) 序章・第1章 基礎学校におけるサーミ教育の現状(P1~P60 35.1メガバイト) 第2章 サーミ高校における教育の現状(P61~P122 32.4メガバイト) 第3章 ノルウェーのサーミ・メディアの現状と利用状況(P123~P150 14.5メガバイト) 第4章 フィンマルクの土地管理の現状(P151~P180 13.5メガバイト)
2014年
- 北海道アイヌ民族生活実態調査報告その3「2008年 北海道アイヌ民族生活実態調査再分析報告書 現代アイヌの生活と意識の多様性」(3月31日発行)
【全文】(148ページ 70.9メガバイト) 表紙・正誤表・はしがき・目次・第1章 混血化の実相と趨勢(28ページ 12.1メガバイト) 第2章 「アイヌの貧困」の諸リスク(18ページ 8.8メガバイト) 第3章 アイヌ文化の経験の多様性とその分化要因(46ページ 22.7メガバイト) 第4章 アイヌ・アイデンティティのパターンと分化要因(34ページ 16.4メガバイト) 第5章 アイヌ民族の不公平感およびアイヌ政策評価の規定要因~終章(22ページ 10.8メガバイト)
- 「先住民族の権利」と「文化」(5月30日発行)「先住民族の権利」と「文化」(10ページ 865キロバイト)
- 「伊達市におけるアイヌ民族の現状と地域住民」(3月31日発行)「伊達市におけるアイヌ民族の現状と地域住民」(188ページ 28.1メガバイト)【正誤表】「伊達市におけるアイヌ民族の現状と地域住民」
2013年
- 2013年6月28日、講演会『サハリン先住民族のたどった戦後 -樺太アイヌ、ウイルタ、ニヴフの〈引揚げ〉と〈残留〉について』を行いました。下記は、講演要旨です。田村 将人(札幌大学特命准教授)『サハリン先住民族のたどった戦後 -樺太アイヌ、ウイルタ、ニヴフの〈引揚げ〉と〈残留〉について』講演要旨(1ページ 145キロバイト)
- 「アイヌ史の時代へ -余瀝抄」(佐々木利和 著)を出版しました。(6月4日発行)
内容
著者の40年に及ぶアイヌ民族の歴史・文化に関する多岐にわたる研究業績のうち、文献史学の方法に立脚したアイヌ史に関連する個別論考を中心に編まれています。
価格
¥5,250(本体価格5,000+税)にて販売中です。下記の連絡先にお問い合わせください。 北海道大学出版会(TEL)011-747-2308 /(FAX)011-736-8605 ホームページ http://www.hup.gr.jp/ メールアドレス hupress_1@hup.gr.jp 住所 札幌市北区北9条西8丁目北海道大学構内
著者紹介
佐々木 利和(ささき としかず) 2009年4月 北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授 2012年4月 北海道大学アイヌ・先住民研究センター特任教授
- 「ノルウェーとスウェーデンのサーミの現状」(3月31日発行)「ノルウェーとスウェーデンのサーミの現状」(164ページ 4.4メガバイト)
- 「新ひだか町におけるアイヌ民族の現状と地域住民」(3月31日発行)「新ひだか町におけるアイヌ民族の現状と地域住民」(189ページ 5.64メガバイト)【正誤表】「新ひだか町におけるアイヌ民族の現状と地域住民」
2012年
- 2012年7月27日、講演会『アイヌ文化継承の組織化に向けて -アイヌ文化継承・教育を「先住民族教育」論から考える-』を行いました。下記は、講演要旨です。ジェフ ゲーマン(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 特任准教授)『アイヌ文化継承の組織化に向けて -アイヌ文化継承・教育を「先住民族教育」論から考える-』講演要旨(1ページ 144キロバイト)
- 「2009年 北海道アイヌ民族生活実態調査報告書 現代アイヌの生活の歩みと意識の変容」(3月31日発行)
- 【終章】調査報告のまとめ、【付属資料】(20ページ 7.7メガバイト)
- Acrobat Reader 8.0以上でご覧下さい。
- 「先住民文化遺産とツーリズム ~アイヌ民族における文化遺産活用の理論と実践~」 (3月31日発行) 第1章~第3章、資料編の一部(158ページ 1.97メガバイト) Acrobat Reader 8.0以上でご覧下さい。
- 「先住民パスクア・ヤキの米国編入-越境と認定-」(水谷裕佳 著)を出版しました。 (3月30日発行)
内容
米国とメキシコの国境地帯の先住民族ヤキ。米国に住むパスクア・ヤキをトライブとしての政府認定に導いた要因とは。彼らが法的、社会的、文化的に米国先住民という枠組みに編入される過程を踏まえつつ、米国先住民研究の観点から考えます。
価格
¥5,250(本体価格5,000+税)にて販売中です。下記の連絡先にお問い合わせください。 北海道大学出版会(TEL)011-747-2308 /(FAX)011-736-8605 ホームページ http://www.hup.gr.jp/ メールアドレス hupress_1@hup.gr.jp 住所 札幌市北区北9条西8丁目北海道大学構内
著者紹介
水谷 裕佳(みずたに ゆか) 2009年3月 上智大学大学院 博士(地域研究) 2012年3月まで 北海道大学アイヌ・先住民研究センター博士研究員
- 北海道大学アイヌ・先住民研究センター ニューズレター第2号発行のお知らせ 第1号の発行後も、当センターは、アイヌ民族をはじめとする先住民族の研究者や専門家をお招きし、様々な分野の講演会やシンポジウム等を実施してまいりました。そこで、第2号では、それらのイベントから、日本におけるアイヌ民族の社会的地位の向上に関連する講演会の内容をご紹介します。また、札幌市内に遺るアイヌ民族の文化遺産を発見し、それを学生や市民の皆さまに発信する試み、ヘリテージツーリズムの取組みもご紹介します。 第2号 2012年5月30日発行(8ページ 1.25メガバイト)
- 2012年3月29日、ルーカス・スウェイン氏講演会「マイノリティとシティズンシップ 『少数派』であること、『国民』であること」を行いました。下記は、講演原稿です。 ルーカス・スウェイン氏講演会「マイノリティとシティズンシップ 『少数派』であること、『国民』であること」講演原稿(北海道大学学術成果コレクションHUSCAP)
2011年
- 北海道大学アイヌ・先住民研究センター ニューズレター第1号発行のお知らせ 私どもの活動内容をより多くの方々にお伝えし、アイヌ民族をはじめとする先住民族に関する研究状況に関心をお持ちいただけるよう、ニューズレターを発行することにいたしました。これまでに、私どもが企画・実施したイベント等の内容や、そこでいただいたご意見などを紹介させていただくとともに、私どもが企画するこれからのイベント情報もお伝えしてまいります。 第1号 2011年9月30日発行(8ページ 1.5メガバイト)
- 先住民族ヘリテージツーリズム・ワーキンググループ知床ウトロ地区ヘリテージトレイル :スポット解説文集+解説音声 製作:北海道大学アイヌ・先住民研究センター「先住民族ヘリテージツーリズムWG」 北海道大学観光学高等研究センター「次世代ヘリテージツーリズムWG」 編集:山村高淑、張慶在 主催:北海道大学アイヌ・先住民研究センター「先住民族ヘリテージツーリズムWG」 ヘリテージトレイル:先住民族ヘリテージツーリズム・ワーキンググル―プ(北海道大学学術成果コレクションHUSCAP)
2010年
- 「アイヌ研究の現在と未来 The Present and Future of Ainu Studies」を出版しました。(4月23日)
内容
2007年に「先住民族の権利に関する国連宣言」が採択されるなど、アイヌを始めとする先住民族をめぐる状況は、著しく変化しています。本書は、アイヌ研究者と、当事者であるアイヌ民族によるシンポジウム(2008年6月開催「アイヌ研究の現在と未来:第1部」、同年12月開催「アイヌ研究の現在と未来:第2部」)の記録です。対象は歴史学、考古学、形質人類学、法律学・政治学、文化人類学、言語学の6つの分野にまたがっています。
価格
¥3,150にて販売中です。下記の連絡先にお問い合わせください。 北海道大学出版会(TEL)011-747-2308 /(FAX)011-736-8605 ホームページ http://www.hup.gr.jp/ メールアドレス hupress_1@hup.gr.jp 住所 札幌市北区北9条西8丁目北海道大学構内
著者紹介(五十音順)
阿部ユポ(あべ ゆぽ) 新井かおり(あらい かおり) 岩崎まさみ(いわさき まさみ) 榎森 進(えもり すすむ) 太田カムシオッカイ満(おおた かむしおっかい みつる) 貝澤和明(かいざわ かずあき) 加藤博文(かとう ひろふみ) 桑山敬己(くわやま たかみ) 佐々木利和(ささき としかず) 佐々木雅寿(ささき まさとし) 佐藤孝雄(さとう たかお) 佐藤知己(さとう ともみ) 谷上 嶐(たにがみ たかし) 谷本晃久(たにもと あきひさ) 辻 康夫(つじ やすお) 常本照樹(つねもと てるき) 津曲敏郎(つまがり としろう) 百々幸雄(どど ゆきお) 野本正博(のもと まさひろ) Mark J. HUDSON(マーク ハドソン) 本田優子(ほんだ ゆうこ)
- 2008年 北海道アイヌ民族生活実態調査報告書その1 現代アイヌの生活と意識(2010年3月発行)
2009年
- 講演会『WiPCE 参加報告会 World Indigenous Peoples’ Conferenceon Education』を行いました。下記は当日配布資料です。(5月29日) ジェフ ゲーマン(熊本学園大学非常勤講師)「教育のための世界先住民族会議(WiPCE)に関する基本的情報」(4ページ 184キロバイト)小野有五(北海道大学大学院地球環境科学研究院教授、アイヌ・先住民研究センター兼務教員)「WiPCE2008@メルボルン / オーストラリアに参加して」(4ページ 33.5メガバイト)川上将史(北海道大学アイヌ・先住民研究センター)「WiPCE2008(教育のための世界先住民族会議)に参加して」(3ページ 1.9メガバイト)
- 「センターオリジナルクリアファイルに関するお知らせ」(12月22日) (1ページ 78キロバイト)
2008年
- 特別講座『マンローと鳥居 ―同時代を生きた二人の事績、その活用―』を行い、下記の報告を行いました。(6月15日) 岡本孝之(慶應義塾大学准教授)「マンローの考古学研究 ―横浜時代を中心に―」講演録(8ページ 242キロバイト)天羽利夫(元徳島県立博物館長)「鳥居龍蔵の東アジア研究 ―その足跡と今日的意義―」講演録(10ページ 5.9メガバイト)
- 先住民族フォーラム『Indigenous Peoples:国際人権基準と国内施策-台湾と日本の場合』を行い、下記の報告を行いました。(6月28日) 横田洋三(中央大学法学科大学院教授、国連大学学長特別顧問)「先住民族の課題と展望 ―国連での取り組みを中心に」 (11ページ 262キロバイト)
- 講演会『アイヌ語の文法書をつくる』を行い、下記の報告を行いました。(7月18日) 佐藤知己(北海道大学大学院文学研究科准教授、アイヌ・先住民研究センター兼務教員)「アイヌ語の文法書をつくる」(14ページ 342キロバイト)
2007年
- 「先住民族の権利に関する国際連合宣言」が国際連合総会第61会期にて採択されました。(9月13日) 先住民族の権利に関する国際連合宣言(10ページ 850キロバイト)