活動記録

その他

2016年5月19日 台湾 ウライ・ロカプロジェクト北大フォーラム
ウライ・ロカ・プロジェクトの社会実践(烏来樂酷計劃的社會實踐)
を開催しました。

5月16日より開催している『台湾・烏来タイヤル工芸展(烏來泰雅工藝展)』共催の台湾国立政治大学烏来楽酷計画(ウライ・ロカ・プロジェクト)、新北市烏来区原住民編織協会、新北市烏来区公所の皆様をセンターにお招きし、フォーラムを開催しました。 湯京平 教授から プロジェクトを企画する大学側が、協力してくれる烏來地域の人々の意向を丁寧に把握することの必要性について、 李律鋒氏から、台風21号により甚大な被害をこうむった烏来地域に対し、ウライ・ロカ・プロジェクトとしてどのような支援を実践してきたかについて報告いただきました。 イスタダ・アリーマン(阿里曼・伊斯坦大)氏からは、先住民族集落の支援に大学が関わる方法として、国に働きかけるだけでなく、直接地域で協働事業を実施するメリットについてお話しいただきました。 最後に質疑応答を通して、台湾と日本の大学と先住民族との関わりについて広く活発な意見交換がなされました。

発表内容:

Powers and Value Accommodation in University Outreach Practices: The Case of Promoting Tribal Community Redevelopment in Taiwan 大学外での実践の力と価値ある援助 ――台湾での原住民集落コミュニティの再度発展の推進を例として
  • 湯京平(TANG, Ching-Ping:ウライ・ロカ・プロジェクト リーダー、台湾国立政治大学中国大陸研究センター長、同大政治学科教授)
  • 王雅萍(ONG, Nga-ping:ウライ・ロカ・プロジェクト リーダー、台湾国立政治大学民族学科長、同大同科副教授)
明天過後:極端氣候災害重創的烏來重建 明日のその先――異常気象による災害とウライの復興について
  • 李律鋒(ウライ・ロカ・プロジェクト ポストドクター)
大學與原住民復振-政大與北海道大學的社會實踐比較 大学と原住民の再興――政治大学と北海道大学の社会実践の比較
  • イスタダ・アリーマン(阿里曼・伊斯坦大:ウライ・ロカ・プロジェクト アシスタント)

2016年5月23日(月)

終了しました 6月12日講演会】
アイヌの歌人・違星北斗の生涯とその思想の変化について">【終了しました 6月12日講演会】
アイヌの歌人・違星北斗の生涯とその思想の変化について

講演の様子 山科 清春 氏 ご来場ありがとうございました。非常に内容の濃いご講演をしてくださり、時間いっぱいお話いただいてもまだまだ聞きたいというご来場者の方々の声を多数いただきました。
  違星北斗研究会代表の山科 清春 氏をお招きし、講演していただきます。 【概要】 余市町出身のアイヌの歌人・違星北斗(いぼしほくと 1901~1929)の生涯と活動について紹介します。違星は小学校卒業後、漁業や出稼ぎ労働に従事しながら、アイヌ青年の修養団体結成にかかわるなどアイヌの地位向上に向けた活動を開始し、上京・帰郷によって多くの人々を知る中で思想上の転機を経験しました。本講演では、違星が活動した時代背景や作品を理解する上でのポイントを分かりやすく紹介していただきます。 【PDF】ちらし アイヌの歌人・違星北斗の生涯とその思想の変化について
  • 日時:2015612日()18:00開場 18:30~20:00
  • 会場:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟 (W棟) 202教室
  • 講師:山科 清春(違星北斗研究会代表)
  • 参加無料・申込不要
  • ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください

  • 【主催・お問い合わせ】
  • 北海道大学アイヌ・先住民研究センター
  • TEL/FAX 011-706-2859
  • E-Mail ainu[at]let.hokudai.ac.jp
2015年5月20日(水)

【2015年1月31日・2月1日】報告会 アイヌ語の未来を考える

1月31日は北海道大学学術交流会館で、2月1日は平取町沙流川歴史館で開催しました。 アイヌ語の保存・継承に係る文化庁の取り組みや調査研究の成果報告、また萱野茂氏による口承文芸の記録活動などについてご報告いただきました。 紹介記事はこちら
鈴木 仁也 国語調査官

鈴木 仁也 国語調査官

関根 健司 氏

関根 健司 氏

中川 裕 教授

中川 裕 教授

萱野 志朗 氏

萱野 志朗 氏

発表者の方々

発表者の方々

                   
2015年2月2日(月)

【終了しました】【2015年1月31日・2月1日】報告会 アイヌ語の未来を考える

  • 【申込不要・参加無料】
文化庁委託事業 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究報告会

アイヌ語の未来を考える


20150131_0201_illust_c
– 音声資料をいかに活用していくか –

文化庁ではアイヌ語音声資料のデジタル化・アーカイヴ作成のための調査研究事業を進めています。平成25年度からは、平取町立二風谷アイヌ文化博物館の資料を対象に、町内外の関係者と千葉大学の協力を得ながら、基礎的な整理作業と研究を行いました。この資料は、同町教育委員会が故萱野茂氏に調査員を委嘱して昭和44年に記録したもので、6名の語り手はいずれも沙流川流域に暮らした流暢なアイヌ語話者です。

本報告会では、アイヌ口承文芸の魅力や、萱野氏の調査活動を紹介するとともに、この間の成果を取りまとめてお知らせします。

  ちらしはこちら(2015年1月31日_2月1日_アイヌ語の未来を考える)

報告者・講演者

鈴木 仁也 鈴木 仁也 関根 健司 関根 健司 中川 裕 中川 裕 萱野 志郎 萱野 志朗
 

2015年1月31日会場地図サムネイル1日目

2015131日(土) 13:00~16:00(開場12:30) 北海道大学 学術交流会館 第1会議室 (札幌市北区北8条西5丁目北海道大学)  

2015年2月1日会場地図サムネイル2日目

201521日(日)

13:00~16:00(開場12:30)

沙流川歴史館レクチャーホール

(北海道沙流郡平取町字二風谷227番地2)

 

– TIME TABLE –

13:00 開会挨拶 13:05 概要説明 鈴木 仁也 国語調査官

「アイヌ語の保存・継承に係る文化庁の取組」

13:25 報告 関根 健司 氏「調査・研究の成果について」 13:40 講演 中川 裕 教授「アイヌ口承文芸と音声資料」 14:40 休憩 14:50 講演 萱野 志朗 氏「沙流のアイヌ口承文芸 -萱野茂による記録-」 15:45 質疑・応答 16:00 閉会
  • 【主催】
  • 文化庁、国立大学法人千葉大学、 国立大学法人 北海道大学 アイヌ・先住民研究センター、平取町教育委員会
  • 【お問い合わせ】
  • 北海道大学 アイヌ・先住民研究センター
  • TEL: 011-706-2859 / E-mail: ainu[at]let.hokudai.ac.jp
  • 平取町教育委員会
  • TEL: 01457-2-2892
2014年12月25日(木)

2014年11月22日~24日 筑波大学にて集中講義を開催しました


集中講義の様子1 筑波大学人文・文化学群(伊藤眞学群長)では、グローバルに活躍しうる人材として異文化に対する理解力とともに日本文化の発信力を備えた人材を育成するため、平成24年度よりグローバル人材養成講座を設けて、国際性および学際性を重視した教育プログラムを展開しています。同プログラムでは、英語や各地域の言語の充分な運用能力を身につけることはもちろん、世界における日本人として、日本の歴史、文化、社会に関する基礎的知識、日本の近代化に関する深い理解を身につけること等も求められています。
当センターは、「日本近世社会史・北方史」を研究しておられる同学群教育課程委員長の浪川健治教授から、日本の歴史、文化、社会に関する基礎的知識として身につけておくべきアイヌ民族の歴史、文化、社会に関する講座を開講したいとのご提案をいただき、平成24年度より集中講義を担当させていただいています。
集中講義の様子2 今年度は、11月22日から24日までの日程で、落合研一准教授が「グローバル人材養成講座XI」を担当させていただきました。近世までのアイヌ民族に関連する史実、江戸時代の蝦夷地調査の記録に遺されているアイヌ文化、近代化を急いだ明治政府による北海道統治とアイヌ民族に対する影響などを概観するとともに、現在のアイヌ民族の実情、近年のアイヌ民族をめぐる政治的動向などを紹介しました。また、先住民族政策に関連する政治学の諸理論、日本国憲法の保障している権利の性質などに留意しつつ、先住民族であるアイヌ民族に関する施策の可能性について検討しました。1年次から4年次まで、様々な学部に属する42名の学生が履修し、好天に恵まれた週末であったにもかかわらず、連日とても熱心に受講してくれました。
北海道外、とりわけ関東圏の大学において、アイヌ民族に関する理解を深めるための講座を設けていただいている筑波大学人文・文化学群および熱心に受講してくれた学生の皆さんに感謝いたします。
2014年12月9日(火)

2013年10月19日、「第17回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」が行われました。

2013年10月19日、「第17回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」が行われました。 (さらに…)
2013年10月19日(土)

2013年2月2日、「第16回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」が行われました。

2013年2月2日、「第16回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」が行われました。 (さらに…)
2013年2月2日(土)

2012年7月28日、「第7回北方研究教育センター・サイエンスカフェ ツンドラカフェ『沈黙の詩人の饒舌-石原吉郎の見たシベリア-』」が行われました。

2012年7月28日、「第7回北方研究教育センター・サイエンスカフェ ツンドラカフェ『沈黙の詩人の饒舌-石原吉郎の見たシベリア-』」が行われました。 (さらに…)
2012年7月28日(土)

2012年2月26日、「第5回北方研究教育センター・サイエンスカフェ ツンドラカフェ 『カムチャッカの伝統文化を歌い継ぐ -先住民アリュートル民族の歌と踊り-』」が行われました。

2012年2月26日、「第5回北方研究教育センター・サイエンスカフェ ツンドラカフェ 『カムチャッカの伝統文化を歌い継ぐ -先住民アリュートル民族の歌と踊り-』」が行われました。 (さらに…)
2012年2月26日(日)

2011年11月19日、「北方研究教育センター・サイエンスカフェ第4回 ツンドラカフェ 『都市でゲルに暮らす-ウランバートル市民による街づくりの実践-』」が行われました。

2011年11月19日、「北方研究教育センター・サイエンスカフェ第4回 ツンドラカフェ 『都市でゲルに暮らす-ウランバートル市民による街づくりの実践-』」が行われました。 (さらに…)
2011年11月19日(土)

2011年11月5日、「第15回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」を行いました。

2011年11月5日、「第15回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」を行いました。 (さらに…)
2011年11月5日(土)

2011年10月15日、「第3回 北方研究教育センターサイエンス・カフェ ツンドラカフェ 『見て、触れて、創るカムチャッカ先住民アート』」が行われました。

2011年10月15日、「第3回 北方研究教育センターサイエンス・カフェ ツンドラカフェ 『見て、触れて、創るカムチャッカ先住民アート』」が行われました。 (さらに…)
2011年10月15日(土)

2011年7月30日、「北方研究教育センターサイエンスカフェ第2回 ツンドラカフェ(番外編)

2011年7月30日、「北方研究教育センターサイエンスカフェ第2回 ツンドラカフェ(番外編) 『歴史から学ぶ、そのために未来に記録を残す-宮城県石巻市の体験から-』」が行われました。 (さらに…)
2011年7月30日(土)

2010年11月6日、「第14回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」が行われました。

2010年11月6日、「第14回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」が行われました。 (さらに…)
2010年11月6日(土)

2010年9月12日、アイヌフォーラム北海道2010 「アイヌ政策のこれから ~新たなアイヌ政策の実現に向けて~」が行われました。

2010年9月12日、アイヌフォーラム北海道2010 「アイヌ政策のこれから ~新たなアイヌ政策の実現に向けて~」が行われました。
(さらに…)
2010年9月12日(日)


ページの先頭へ戻る