その他
ご来場ありがとうございました。非常に内容の濃いご講演をしてくださり、時間いっぱいお話いただいてもまだまだ聞きたいというご来場者の方々の声を多数いただきました。
違星北斗研究会代表の山科 清春 氏をお招きし、講演していただきます。
【概要】
余市町出身のアイヌの歌人・違星北斗(いぼしほくと 1901~1929)の生涯と活動について紹介します。違星は小学校卒業後、漁業や出稼ぎ労働に従事しながら、アイヌ青年の修養団体結成にかかわるなどアイヌの地位向上に向けた活動を開始し、上京・帰郷によって多くの人々を知る中で思想上の転機を経験しました。本講演では、違星が活動した時代背景や作品を理解する上でのポイントを分かりやすく紹介していただきます。
【PDF】ちらし アイヌの歌人・違星北斗の生涯とその思想の変化について
- 日時:2015年6月12日(金)18:00開場 18:30~20:00
- 会場:北海道大学
人文・社会科学総合教育研究棟 (W棟) 202教室
- 講師:山科 清春(違星北斗研究会代表)
- 参加無料・申込不要
- ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください
2015年5月20日(水)
1月31日は北海道大学学術交流会館で、2月1日は平取町沙流川歴史館で開催しました。
アイヌ語の保存・継承に係る文化庁の取り組みや調査研究の成果報告、また萱野茂氏による口承文芸の記録活動などについてご報告いただきました。
紹介記事はこちら
鈴木 仁也 国語調査官
関根 健司 氏
中川 裕 教授
萱野 志朗 氏
発表者の方々
2015年2月2日(月)
文化庁委託事業 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究報告会
アイヌ語の未来を考える
– 音声資料をいかに活用していくか –
文化庁ではアイヌ語音声資料のデジタル化・アーカイヴ作成のための調査研究事業を進めています。平成25年度からは、平取町立二風谷アイヌ文化博物館の資料を対象に、町内外の関係者と千葉大学の協力を得ながら、基礎的な整理作業と研究を行いました。この資料は、同町教育委員会が故萱野茂氏に調査員を委嘱して昭和44年に記録したもので、6名の語り手はいずれも沙流川流域に暮らした流暢なアイヌ語話者です。
本報告会では、アイヌ口承文芸の魅力や、萱野氏の調査活動を紹介するとともに、この間の成果を取りまとめてお知らせします。
ちらしはこちら(2015年1月31日_2月1日_アイヌ語の未来を考える)
報告者・講演者
1日目
2015年
1月
31日(土)
13:00~
16:00(開場12:30)
北海道大学
学術交流会館 第1会議室
(札幌市北区北8条西5丁目北海道大学)
2日目
2015年2月1日(日)
13:00~16:00(開場12:30)
沙流川歴史館レクチャーホール
(北海道沙流郡平取町字二風谷227番地2)
– TIME TABLE –
13:00
開会挨拶
13:05
概要説明 鈴木 仁也 国語調査官
「アイヌ語の保存・継承に係る文化庁の取組」
13:25
報告 関根 健司 氏「調査・研究の成果について」
13:40
講演 中川 裕 教授「アイヌ口承文芸と音声資料」
14:40
休憩
14:50
講演 萱野 志朗 氏「沙流のアイヌ口承文芸 -萱野茂による記録-」
15:45
質疑・応答
16:00
閉会
- 【主催】
- 文化庁、国立大学法人千葉大学、
国立大学法人 北海道大学 アイヌ・先住民研究センター、平取町教育委員会
2014年12月25日(木)
筑波大学人文・文化学群(伊藤眞学群長)では、グローバルに活躍しうる人材として異文化に対する理解力とともに日本文化の発信力を備えた人材を育成するため、平成24年度よりグローバル人材養成講座を設けて、国際性および学際性を重視した教育プログラムを展開しています。同プログラムでは、英語や各地域の言語の充分な運用能力を身につけることはもちろん、世界における日本人として、日本の歴史、文化、社会に関する基礎的知識、日本の近代化に関する深い理解を身につけること等も求められています。
当センターは、「日本近世社会史・北方史」を研究しておられる同学群教育課程委員長の浪川健治教授から、日本の歴史、文化、社会に関する基礎的知識として身につけておくべきアイヌ民族の歴史、文化、社会に関する講座を開講したいとのご提案をいただき、平成24年度より集中講義を担当させていただいています。
今年度は、11月22日から24日までの日程で、落合研一准教授が「グローバル人材養成講座XI」を担当させていただきました。近世までのアイヌ民族に関連する史実、江戸時代の蝦夷地調査の記録に遺されているアイヌ文化、近代化を急いだ明治政府による北海道統治とアイヌ民族に対する影響などを概観するとともに、現在のアイヌ民族の実情、近年のアイヌ民族をめぐる政治的動向などを紹介しました。また、先住民族政策に関連する政治学の諸理論、日本国憲法の保障している権利の性質などに留意しつつ、先住民族であるアイヌ民族に関する施策の可能性について検討しました。1年次から4年次まで、様々な学部に属する42名の学生が履修し、好天に恵まれた週末であったにもかかわらず、連日とても熱心に受講してくれました。
北海道外、とりわけ関東圏の大学において、アイヌ民族に関する理解を深めるための講座を設けていただいている筑波大学人文・文化学群および熱心に受講してくれた学生の皆さんに感謝いたします。
2014年12月9日(火)
2013年10月19日、「第17回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」が行われました。
(さらに…) 2013年10月19日(土)
2013年2月2日、「第16回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」が行われました。
(さらに…) 2013年2月2日(土)
2012年7月28日、「第7回北方研究教育センター・サイエンスカフェ ツンドラカフェ『沈黙の詩人の饒舌-石原吉郎の見たシベリア-』」が行われました。
(さらに…) 2012年7月28日(土)
2012年2月26日、「第5回北方研究教育センター・サイエンスカフェ ツンドラカフェ 『カムチャッカの伝統文化を歌い継ぐ -先住民アリュートル民族の歌と踊り-』」が行われました。
(さらに…) 2012年2月26日(日)
2011年11月19日、「北方研究教育センター・サイエンスカフェ第4回 ツンドラカフェ 『都市でゲルに暮らす-ウランバートル市民による街づくりの実践-』」が行われました。
(さらに…) 2011年11月19日(土)
2011年11月5日、「第15回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」を行いました。
(さらに…) 2011年11月5日(土)
2011年10月15日、「第3回 北方研究教育センターサイエンス・カフェ ツンドラカフェ 『見て、触れて、創るカムチャッカ先住民アート』」が行われました。
(さらに…) 2011年10月15日(土)
2011年7月30日、「北方研究教育センターサイエンスカフェ第2回 ツンドラカフェ(番外編) 『歴史から学ぶ、そのために未来に記録を残す-宮城県石巻市の体験から-』」が行われました。
(さらに…) 2011年7月30日(土)
2010年11月6日、「第14回アイヌ語弁論大会 イタカン ロー アイヌ語で話しましょう!」が行われました。
(さらに…) 2010年11月6日(土)
2010年9月12日、アイヌフォーラム北海道2010 「アイヌ政策のこれから ~新たなアイヌ政策の実現に向けて~」が行われました。
2010年9月12日(日)