アイヌ・先住民研究センターが、これまでに開催したシンポジウム・講演会・セミナーなどの様子を紹介します

活動記録 - ci=ki rok pe

【終了しました】2016年11月3日(木) サステナビリティ国際シンポジウム
東アジアにおける大学と先住民族との協業のあり方を探る
-先住民文化遺産と考古学: 台湾原住民とアイヌ-

多数様のご来場、ありがとうございました。

北海道大学アイヌ・先住民研究センター 国際シンポジウム2016 東アジアにおける大学と 先住民族との 協業のあり方を探る – 先住民文化遺産と考古学: 台湾原住民とアイヌ –
北海道と台湾を対比し、アジアの先住民族と考古学の協業のあり方を考える。地域連携、先住民族の権利、知的財産権など、広い視野で意見を交換します。 【事前申込・参加無料・通訳付き】
  • 下のウェブサイトよりお申込みください。
  • 日本語
  • https://huci.oia.hokudai.ac.jp/sw/list
  • english
  • https://huci.oia.hokudai.ac.jp/sw/list?locale=en
    • 【開催日時】

    • 2016年11月3日(木)
    • 9:30~17:30(開場9:20)

      【会場】

    • 北海道大学 学術交流会館 第1会議室
    • ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。

      【コーディネーター】

    • 加藤 博文 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター 教授)
    • 【発表者】

    • 吉開 将人 (北海道大学文学研究科 教授)
    • 劉 益昌 (中央研究院歴史語言研究所 研究員)
    • 陳 有貝 (国立台湾大学人類学系 副教授)
    • 青野 友哉 (伊達市噴火湾文化研究所 学芸員)
    • 陳 瑪玲 (国立台湾大学人類学系 教授)
    • 鄭 安睎 (国立台中教育大学区域与社会発展学系 助理教授)

      【主催】

    • 北海道大学アイヌ・先住民研究センター

      【お問い合わせ】

    • 北海道大学アイヌ・先住民研究センター
    • 【TEL/FAX】011-706-2859
    • 【E-Mail】ainu[at]let.hokudai.ac.jp
    • 2016年10月5日(水)

2016年10月26日(水)月例公開講座「アイヌを学ぶ」特別篇
講師 ジェイムズ・タリー「近代政治学と先住民族問題」を開催しました。

たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。 タリー教授には、カナダの先住民をめぐる政治の展開を「承認」「和解」「再生」の概念にそってお話いただきました。コメンテイターの加藤教授には、日本の政治学が先住民問題にとりくむうえでの課題についてお話いただきました。

昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。

事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。


  • 月例公開講座『アイヌを学ぶ』特別篇
  • 近代政治学と先住民族問題

すべての人の自由と尊厳をかかげる近代の政治学は、先住民族に何をもたらし、また、どのような問題をはらんでいたのか。

政治学とデモクラシーの過去をふりかえり、未来を展望します。

  • (参加無料・申込不要・通訳付き)

    【講師】

  • ジェイムズ・タリー (カナダ・ヴィクトリア大学名誉教授)
  • コメンテーター: 加藤 節 (成蹊大学名誉教授、元・政治思想学会代表理事)
  • コメンテーター: 辻 康夫 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授)
  • 通訳: 飯田 文雄 (神戸大学教授)

    【日時・場所】

  • 2016年10月26日(水)
  • 18:00~20:30(開場17:30)
  • 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)409号室
  • ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。

    【主催・お問い合わせ】

  • 北海道大学アイヌ・先住民研究センター
  • TEL/FAX 011-706-2859
  • E-Mail ainu[at]let.hokudai.ac.jp
2016年9月28日(水)

月例公開講座『アイヌを学ぶ④』開催しました

昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。

事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。


  • 月例公開講座『アイヌを学ぶ④』
  • 交易からみたアイヌの歴史

アイヌの歴史は、自然界と調和した変化にとぼしいものと考えられがちでした。

今回は、外部世界との活発な「交易」に光をあてたよりダイナミックなアイヌ史の可能性と、そこでの課題についてお話します。

  • (参加無料・申込不要)

    【講師】

  • 蓑島 栄紀 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター 准教授)

    【日時・場所】

  • 2016年9月27日(火)
  • 18:30~20:00(開場18:20)
  • 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)203教室
  • ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。

    【主催・お問い合わせ】

  • 北海道大学アイヌ・先住民研究センター
  • TEL/FAX 011-706-2859
  • E-Mail ainu[at]let.hokudai.ac.jp
2016年9月6日(火)

月例公開講座『アイヌを学ぶ③』開催しました

昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。

事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。


  • 月例公開講座『アイヌを学ぶ③』
  • 言語からみたアイヌの精神文化

アイヌの人々は多様で豊かな精神文化を形成してきました。

今回はアイヌの人々の精神文化について、言語学の立場からお話しいたします。

  • (参加無料・申込不要)

    【講師】

  • 高橋 靖以 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター 博士研究員)

    【日時・場所】

  • 2016年8月30日(火)
  • 18:30~20:00(開場18:20)
  • 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)203教室
  • ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。

    【主催・お問い合わせ】

  • 北海道大学アイヌ・先住民研究センター
  • TEL/FAX 011-706-2859
  • E-Mail ainu[at]let.hokudai.ac.jp
2016年7月28日(木)

月例公開講座『アイヌを学ぶ②』開催しました

昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。

事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。


  • 月例公開講座『アイヌを学ぶ②』
  • モノからみるアイヌ文化

人類にとって、物質文化(モノ)は最も重要なもののひとつです。

本講では、アイヌの物質文化としての民具に注目しながら、その魅力や多様性について考えてみたいと思います。

  • (参加無料・申込不要)

    【講師】

  • 山崎 幸治 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター 准教授)

    【日時・場所】

  • 2016年7月26日(火)
  • 18:30~20:00(開場18:20)
  • 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)203教室
  • ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。

    【主催・お問い合わせ】

  • 北海道大学アイヌ・先住民研究センター
  • TEL/FAX 011-706-2859
  • E-Mail ainu[at]let.hokudai.ac.jp
2016年7月19日(火)

2016年7月10日 国際シンポジウムを開催しました
コレクション形成史からみる日露関係史

7月10日(日)に、日露国際研究集会『コレクション形成史からみる日露関係史 – ロシア科学アカデミー東洋古籍文献研究所所蔵アイヌ・北方関係史料の共同研究-』 を開催しました。 アイヌ研究推進のためには、海外の研究者との対話が不可欠なことも改めて認識されました。 多数様のご来場、ありがとうございました。 以下、シンポジウムお知らせ記事です。
Hokkaido University CAIS International Symposium 2016

日露国際研究集会 コレクション形成史からみる日露関係史 -ロシア科学アカデミー東洋古籍文献研究所(IOM)所蔵アイヌ・北方関係史料の共同研究-

ロシア・サンクトペテルブルクに所在する科学アカデミー東洋古籍文献研究所(IOM)には、多くの近世・近代アイヌ・北方関係資料が所蔵されています。近年、北海道大学アイヌ・先住民研究センターとIOMとの国際的な共同研究により、その価値と魅力が明らかとなりつつあります。

今回はこのうち、日本領時代の樺太旧蔵書や近世の露米会社関係資料、あるいは明治期のグリゴーリエフ蒐集資料に焦点をあて、コレクション形成史の観点から、考えをめぐらせてみたいと思います。

【入場無料・申込不要・日本語での発表です】


  • 【主催者挨拶】 蓑島 栄紀(北海道大学アイヌ・先住民研究センター)
  • 【プロジェクト代表挨拶】 保谷 徹(東京大学史料編纂所)
  • 【研究の経緯】 谷本 晃久(北海道大学文学研究科)

【第一部】樺太旧蔵書のゆくえ

  • IOM所蔵の旧樺太庁所蔵日本古典籍のコレクションについて
  • マランジャン・カリネ(ロシア科学アカデミー東洋古籍文献研究所)
  • IOM所蔵の樺太旧蔵書について―旧樺太文化史研究の視点から―
  • 鈴木 仁(北海道大学大学院)
  • 北海道における樺太旧蔵書について
  • 田村 将人(東京国立博物館)

【第二部】IOM所蔵アイヌ・北方関係史料の
コレクション形成史とその周辺

  • 露米会社と日本の北方地域
  • 兎内 勇津流(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)
  • IOM所蔵の露米会社・フヴォストフ旧蔵日本古典籍コレクションについて
  • シェプキン・ワシーリー(ロシア科学アカデミー東洋古籍文献研究所)
  • 日本におけるフヴォストフ事件関係史料
  • 東 俊佑(北海道博物館)
  • 在サンクトペテルブルクのA.V.グリゴーリエフ・コレクションについて
  • 鈴木 建治(北海道大学国際本部)
  • IOM所蔵アイヌ・北方関係史料の魅力
  • 佐々木 利和(北海道大学アイヌ・先住民研究センター)

【日時・場所】

  • 2016年7月10日(日) 10:00~17:00(開場9:30)
  • 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)
  • 1階 W103教室
  • ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。

【主催・お問い合わせ】

【共催】

  • 東京大学史料編纂所海外S科研(研究代表者:保谷徹)
    ロシアⅢユニット(研究分担者:谷本晃久)
  • 北海道大学文学研究科北方研究教育センター
2016年7月12日(火)

2016年6月21日榊原氏講演会
Singing for the Whales: Environmental Change and Cultural Resilience among the Inupiat of Arctic Alaska (アラスカの先住民 イヌピアットに関する講演)

アラスカの先住民であるイヌピアットについて、オーバリン大学助教の榊原千絵さんの講演を行いました。

気候変動の影響を大きく受けているアラスカ・北極海沿岸のバロー村とポイントホープ村の事例を中心として、イヌピアットの人々が伝統的な生業としてきた捕鯨の文化的重要性、歌などの民族芸術との関わり、および海氷の減少や塩分濃度の希釈化が狩猟活動に悪影響を与えている現状が紹介されました。また、榊原氏は、自身の造語であるcetaceousness(cetaceans鯨類+consciousness意識)概念を提示し、イヌピアット社会におけるヒトとクジラの一体感(連続性)を強調するとともに、調査者が現地社会と長期的なパートナーシップを築き、恊働的に調査をおこなう姿勢が必要とされていることを改めて指摘されました。講演は捕鯨をとりまく困難な状況をつぶさに報告しながらも、イヌピアットの人々が文化的生存への希望を失わず、気候変動を生き抜こうとする彼らのレジリエントなあり方に焦点をあわせたものであった。報告の後、伝統的な歌の録音資料を現地へ返還する取り組みや、自然科学者との対話可能性、動物の権利論への対応など、さまざまな角度からの活発な質疑応答がなされ、講演会は盛況のうちに閉会しました。


2016年6月23日(木)

2016年6月18日、巡回講座「十勝地方のアイヌ語について」を行いました。

2016年6月18日、巡回講座「十勝地方のアイヌ語について」を行いました。 日時:6月18日(土) 14:00~15:30 講師:高橋 靖以(北海道大学アイヌ・先住民研究センター 博士研究員) 会場:帯広百年記念館 2号室(帯広市緑ヶ丘2番地) 十勝地方のアイヌ語の特徴について、音声資料などを用いて紹介しました。また、アイヌ語の今後の継承に向けた取組みについてお話ししました。 北海道大学アイヌ・先住民研究センター 巡回講座 帯広百年記念館 博物館講座 道民カレッジ連携講座
2016年6月21日(火)

【終了しました】『昭和レトロ アイヌのお土産大集合 展』再開しました

『台湾・烏来(ウライ)タイヤル工芸展』が終了し、『昭和レトロ アイヌのお土産大集合 展』を再開いたしました。期間中、無料で観覧できますので、気軽にお越しください。

    【開催期間】

  • 2016年3月26日(土)~5月13日・6月6日(月)~10月31日(月)
  • 9:00~21:00 ※入場無料です
『昭和レトロ アイヌのお土産大集合 展』詳しい情報はこちら

■2016年6月3日 展示会場と阿寒湖アイヌコタン周辺の景色


2016年6月6日(月)

台湾・烏来(ウライ)タイヤル工芸展 終了しました。

アイヌ文化創造伝承館(オンネチセ)は5月16日(月)~6月2日(木)、二風谷工芸館は5月18日(水)~5月26日(木)の期間、開催しておりました。多数様のご来場、ありがとうございました。 詳細はこちら(工芸展の紹介記事)をご覧ください。

阿寒湖会場・オープニングセレモニーの様子

二風谷会場・オープニングセレモニー・ワークショップの様子

 

■台湾・烏来タイヤル工芸展について

『台湾・烏来タイヤル工芸展』は、烏来・ロカプロジェクトの成果のひとつであり、展示されております工芸品はすべて、この研究事業に協力してくださった烏来地区の皆さまによる作品です。熟練している方の作品、初めて完成させた作品、お土産として求められる需要に応じて工夫された作品等々、タイヤルの伝統的織物を中心に様々な工芸品をご覧いただけます。アイヌ文化の魅力を深めるべく積極的に取り組んでおられる阿寒湖アイヌコタン・二風谷工芸館において、このような工芸展を開催させていただけることにもまた、実践的意義があるでしょう。

■烏来・ロカプロジェクトについて

台湾では、ここ数年にわたって大学の地域貢献の可能性を模索する大型の研究事業が展開されており、政治大学をはじめとする主な国立大学が参画しております。烏来・ロカプロジェクトは、この大型研究事業の翼を担うものとして、台湾の先住民族のひとつ、タイヤルの人々が暮らしている烏来地区において、伝統的文化の伝承を確実なものとし更なる発展につなげる方法、伝統的文化を地域経済の活性化につなげる方法等々の確立に貢献するべく、様々な学問分野の研究成果を還元させながら、タイヤルの人々と協働で展開されてきた研究事業で、政治大学政治学系教授の湯京平先生、民族学系副教授の王雅萍先生が中心となって、理論にとどまらず実践を重視しながら推進してこられたものです。北海道大学アイヌ・先住民研究センターは、一昨年度よりこの烏来・ロカプロジェクトに協力させていただいております。
2016年6月5日(日)

2016年5月19日 台湾 ウライ・ロカプロジェクト北大フォーラム
ウライ・ロカ・プロジェクトの社会実践(烏来樂酷計劃的社會實踐)
を開催しました。

5月16日より開催している『台湾・烏来タイヤル工芸展(烏來泰雅工藝展)』共催の台湾国立政治大学烏来楽酷計画(ウライ・ロカ・プロジェクト)、新北市烏来区原住民編織協会、新北市烏来区公所の皆様をセンターにお招きし、フォーラムを開催しました。 湯京平 教授から プロジェクトを企画する大学側が、協力してくれる烏來地域の人々の意向を丁寧に把握することの必要性について、 李律鋒氏から、台風21号により甚大な被害をこうむった烏来地域に対し、ウライ・ロカ・プロジェクトとしてどのような支援を実践してきたかについて報告いただきました。 イスタダ・アリーマン(阿里曼・伊斯坦大)氏からは、先住民族集落の支援に大学が関わる方法として、国に働きかけるだけでなく、直接地域で協働事業を実施するメリットについてお話しいただきました。 最後に質疑応答を通して、台湾と日本の大学と先住民族との関わりについて広く活発な意見交換がなされました。

発表内容:

Powers and Value Accommodation in University Outreach Practices: The Case of Promoting Tribal Community Redevelopment in Taiwan 大学外での実践の力と価値ある援助 ――台湾での原住民集落コミュニティの再度発展の推進を例として
  • 湯京平(TANG, Ching-Ping:ウライ・ロカ・プロジェクト リーダー、台湾国立政治大学中国大陸研究センター長、同大政治学科教授)
  • 王雅萍(ONG, Nga-ping:ウライ・ロカ・プロジェクト リーダー、台湾国立政治大学民族学科長、同大同科副教授)
明天過後:極端氣候災害重創的烏來重建 明日のその先――異常気象による災害とウライの復興について
  • 李律鋒(ウライ・ロカ・プロジェクト ポストドクター)
大學與原住民復振-政大與北海道大學的社會實踐比較 大学と原住民の再興――政治大学と北海道大学の社会実践の比較
  • イスタダ・アリーマン(阿里曼・伊斯坦大:ウライ・ロカ・プロジェクト アシスタント)

2016年5月23日(月)

【終了しました】
2016年3月4日 佐々木 利和 講演会『アイヌを描いた絵からわかること』

たくさんのご来場ありがとうございました。  

【講演会の情報】

当センター客員教授の佐々木 利和 先生よりご講演いただきます。 アイヌを描いた絵からわかること 史料だけにとどまらない「アイヌ絵の世界」の魅力―

※参加無料・申込不要

【日時】

平成28年3月4日(金) 18:30~20:00(18:00開場)

【会場】

北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 (W棟)202教室 ※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

【お問い合わせ】【主催】

北海道大学アイヌ・先住民研究センター TEL/FAX 011-706-2859 E-Mail ainu[at]let.hokudai.ac.jp

【講師紹介】

佐々木 利和(ささき としかず) 東京国立博物館、文化庁、国立民族学博物館などを経て2010年から当センター教授。2012年から14年までの特任教授を経て現職。

2016年2月9日(火)

【終了しました】瀧口 夕美 氏
「民族衣装を着なかったアイヌ 先住民にとっての伝統と現代」

瀧口 夕美 氏 講演会を開催しました。 お足下の悪いなか、たくさんのご来場ありがとうございました。  

【講演会の情報】


アイヌ民族をはじめとする先住民には、しばしば「多数派とどこが同じで、どこが違うか」あるいは「現代の暮らしのなかで固有の伝統をどう守るのか」などの問いが投げかけられます。講師の瀧口氏は自らもアイヌとしてそうした問いに向きあいつつ、自身につながる数名の先住民女性にインタビューをおこない、一冊の本にまとめました。現在に至るまでの彼女たちの多様な暮らしぶりや、自らの「民族性」「伝統」とどのように向き合ってきたかについてお話しいただきます。

※参加無料・申込不要

ポスターPDFはこちら
  • 【日時】2016223日() 18:3020:00(開場18時)
  • 【会場】北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)103教室 ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
  • 【講師】瀧口 夕美
  • 【主催・お問い合わせ】 北海道大学アイヌ・先住民研究センター TEL/FAX 011-706-2859 E-Mail ainu[at]let.hokudai.ac.jp

  • 【講師プロフィール】
  • 編集者。1971年、北海道、阿寒湖畔のアイヌ・コタンに生まれる。明治学院大学を卒業後、編集業に携わる。
  • 【編著書】
  • 瀧口 夕美 『民族衣装を着なかったアイヌ ―北の女たちから伝えられたこと』 編集グループ SURE, 2013年. 中川 裕 『アイヌ語のむこうに広がる世界』(シリーズ<この人に会いたかった>第5巻) 編集グループ SURE, 2010年.

2016年1月15日(金)

【終了しました】サステナビリティシンポジウム2015「地域社会へ与える考古学の影響」

11月7日(土)・8日(日)の二日間にわたり、サステナビリティシンポジウム2015『地域社会へ与える考古学の影響 -ポストコロニアル時代の考古学と先住民コミュニティ-』を開催しました。 幅広い見地から考古学と先住民社会、地域社会との関係を考える良き機会と成りました。また北海道外への議論の展開の必要性が改めて認識されました。



2015年11月7日・8日 サステナビリティシンポジウム 『地域社会へ与える考古学の影響-ポストコロニアル時代の考古学と先住民コミュニティ-』
2015年11月11日(水)

2015年度 無料公開連続セミナー「アイヌを学ぶ」上級講座(秋期2か月)を行いました

昨日10月27日のセミナーで2015年度 無料公開連続セミナー「アイヌを学ぶ」上級講座(秋期2か月)を終えました。 開催場所: 北海道大学
開講日 講義題目 講師
9月1日 宗教を通して見る北方文化の中のアイヌ文化 北原 次郎太
9月8日 アイヌ語のなかの多様性 高橋 靖以
9月15日 「昆布」をめぐる古代交流 -奈良・平安日本とエミシ・エゾ 蓑島 栄紀
9月22日 休日
9月29日 アイヌと北海道考古学(1) 長沼 正樹
10月6日 アイヌと北海道考古学(2) 加藤 博文
10月13日 アイヌ口承文学を分析・解釈する 丹菊 逸治
10月20日 アイヌを描いた絵から分かること 佐々木 利和
10月27日 アイヌ政策の現在 常本 照樹

2015年10月28日(水)


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