活動記録 - ci=ki rok pe
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
タリー教授には、カナダの先住民をめぐる政治の展開を「承認」「和解」「再生」の概念にそってお話いただきました。コメンテイターの加藤教授には、日本の政治学が先住民問題にとりくむうえでの課題についてお話いただきました。





昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。
事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。
- 月例公開講座『アイヌを学ぶ』特別篇
- 近代政治学と先住民族問題

すべての人の自由と尊厳をかかげる近代の政治学は、先住民族に何をもたらし、また、どのような問題をはらんでいたのか。
政治学とデモクラシーの過去をふりかえり、未来を展望します。
【講師】
- ジェイムズ・タリー (カナダ・ヴィクトリア大学名誉教授)
- コメンテーター: 加藤 節 (成蹊大学名誉教授、元・政治思想学会代表理事)
- コメンテーター: 辻 康夫 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授)
- 通訳: 飯田 文雄 (神戸大学教授)
【日時・場所】
- 2016年10月26日(水)
- 18:00~20:30(開場17:30)
- 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)409号室
- ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
2016年9月28日(水)
昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。
事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。
- 月例公開講座『アイヌを学ぶ④』
- 交易からみたアイヌの歴史

アイヌの歴史は、自然界と調和した変化にとぼしいものと考えられがちでした。
今回は、外部世界との活発な「交易」に光をあてたよりダイナミックなアイヌ史の可能性と、そこでの課題についてお話します。
【講師】
- 蓑島 栄紀 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター 准教授)
【日時・場所】
- 2016年9月27日(火)
- 18:30~20:00(開場18:20)
- 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)203教室
- ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
2016年9月6日(火)
昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。
事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。
- 月例公開講座『アイヌを学ぶ③』
- 言語からみたアイヌの精神文化

アイヌの人々は多様で豊かな精神文化を形成してきました。
今回はアイヌの人々の精神文化について、言語学の立場からお話しいたします。
【講師】
- 高橋 靖以 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター 博士研究員)
【日時・場所】
- 2016年8月30日(火)
- 18:30~20:00(開場18:20)
- 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)203教室
- ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
2016年7月28日(木)
昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。
事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。
- 月例公開講座『アイヌを学ぶ②』
- モノからみるアイヌ文化

人類にとって、物質文化(モノ)は最も重要なもののひとつです。
本講では、アイヌの物質文化としての民具に注目しながら、その魅力や多様性について考えてみたいと思います。
【講師】
- 山崎 幸治 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター 准教授)
【日時・場所】
- 2016年7月26日(火)
- 18:30~20:00(開場18:20)
- 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)203教室
- ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
2016年7月19日(火)
アラスカの先住民であるイヌピアットについて、オーバリン大学助教の榊原千絵さんの講演を行いました。


気候変動の影響を大きく受けているアラスカ・北極海沿岸のバロー村とポイントホープ村の事例を中心として、イヌピアットの人々が伝統的な生業としてきた捕鯨の文化的重要性、歌などの民族芸術との関わり、および海氷の減少や塩分濃度の希釈化が狩猟活動に悪影響を与えている現状が紹介されました。また、榊原氏は、自身の造語であるcetaceousness(cetaceans鯨類+consciousness意識)概念を提示し、イヌピアット社会におけるヒトとクジラの一体感(連続性)を強調するとともに、調査者が現地社会と長期的なパートナーシップを築き、恊働的に調査をおこなう姿勢が必要とされていることを改めて指摘されました。講演は捕鯨をとりまく困難な状況をつぶさに報告しながらも、イヌピアットの人々が文化的生存への希望を失わず、気候変動を生き抜こうとする彼らのレジリエントなあり方に焦点をあわせたものであった。報告の後、伝統的な歌の録音資料を現地へ返還する取り組みや、自然科学者との対話可能性、動物の権利論への対応など、さまざまな角度からの活発な質疑応答がなされ、講演会は盛況のうちに閉会しました。
2016年6月23日(木)
2016年6月18日、巡回講座「十勝地方のアイヌ語について」を行いました。

日時:6月18日(土) 14:00~15:30
講師:高橋 靖以(北海道大学アイヌ・先住民研究センター 博士研究員)
会場:帯広百年記念館 2号室(帯広市緑ヶ丘2番地)
十勝地方のアイヌ語の特徴について、音声資料などを用いて紹介しました。また、アイヌ語の今後の継承に向けた取組みについてお話ししました。
北海道大学アイヌ・先住民研究センター 巡回講座
帯広百年記念館 博物館講座
道民カレッジ連携講座
2016年6月21日(火)
たくさんのご来場ありがとうございました。

【講演会の情報】
当センター客員教授の佐々木 利和 先生よりご講演いただきます。
アイヌを描いた絵からわかること
史料だけにとどまらない「アイヌ絵の世界」の魅力―
※参加無料・申込不要
【日時】
平成28年3月4日(金)
18:30~20:00(18:00開場)
【会場】
北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟
(W棟)202教室
※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
【お問い合わせ】【主催】
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
TEL/FAX 011-706-2859
E-Mail ainu[at]let.hokudai.ac.jp
【講師紹介】
佐々木 利和(ささき としかず)
東京国立博物館、文化庁、国立民族学博物館などを経て2010年から当センター教授。2012年から14年までの特任教授を経て現職。
2016年2月9日(火)
瀧口 夕美 氏 講演会を開催しました。
お足下の悪いなか、たくさんのご来場ありがとうございました。
【講演会の情報】
アイヌ民族をはじめとする先住民には、しばしば「多数派とどこが同じで、どこが違うか」あるいは「現代の暮らしのなかで固有の伝統をどう守るのか」などの問いが投げかけられます。講師の瀧口氏は自らもアイヌとしてそうした問いに向きあいつつ、自身につながる数名の先住民女性にインタビューをおこない、一冊の本にまとめました。現在に至るまでの彼女たちの多様な暮らしぶりや、自らの「民族性」「伝統」とどのように向き合ってきたかについてお話しいただきます。
※参加無料・申込不要
ポスターPDFはこちら
- 【日時】2016年2月23日(火) 18:30~20:00(開場18時)
- 【会場】北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)103教室
※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
- 【講師】瀧口 夕美
- 【主催・お問い合わせ】
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
TEL/FAX 011-706-2859
E-Mail ainu[at]let.hokudai.ac.jp
- 【講師プロフィール】
編集者。1971年、北海道、阿寒湖畔のアイヌ・コタンに生まれる。明治学院大学を卒業後、編集業に携わる。
- 【編著書】
瀧口 夕美 『民族衣装を着なかったアイヌ ―北の女たちから伝えられたこと』 編集グループ SURE, 2013年.
中川 裕 『アイヌ語のむこうに広がる世界』(シリーズ<この人に会いたかった>第5巻) 編集グループ SURE, 2010年.
2016年1月15日(金)