2018年6月のアーカイブ
2018年6月22日、巡回講座(出前講座)「モノから考えるアイヌ文化」を行いました。
日時:2018年6月22日(金) 10:45~12:15
講師:山崎幸治(北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授)
会場:龍谷大学 深草キャンパス 和顔館201(京都市)
開催にあたり、龍谷大学国際学部の友永雄吾准教授にご協力いただきました。
記して感謝申し上げます。
2018年6月25日(月)
2019年4月より設置予定の、
「北海道大学大学院文学院(Graduate School of Humanities and Human Sciences)」
の特設ページが正式にオープンしております。(下の画像をクリックするとページへ移動します)

「人文学専攻」と「人間科学専攻」、多彩な研究分野をより深く柔軟に学べる2専攻体制になり、新たに「アイヌ・先住民学講座」も設置されます。
2018年6月19日(火)
台湾より
陳海雲 氏(高雄氏政府原住民事務委員会 組長)
沙瑪郎大坡 氏(同 専員)
許春美 氏(高雄市原住民族部落大学 傅統織布與服飾設計講師)
王碧霞 氏(同 卑南族服飾制作講師)
が当センターを訪問されました。
高雄市の原住民族部落大学の活動や、台湾原住民の織物製作における現状と課題について意見交換をおこないました。
2018年6月15日(金)
- 民族のあり方と先住民族政策
- 台湾平埔族の原住民族認定をめぐって
趣旨:
台湾においては、すでに原住民族と認められている16民族に対して、国会の特別議席、土地に対する権利、進学・就職の際の優遇措置などの特別の権利・利益が保障されている。しかし、台湾島の中国大陸に面した平野に居住していた民族は、明、清の時代に移住してきた漢民族に同化され、固有の文化が大きく損なわれたため、最近に至るまで原住民族として認められることはなかった。2016年に誕生した蔡英文・民進党政権は、これらの平埔族(平野の民族の意)を原住民族と認める方針を決めたが、これまでの16 民族の位置づけとは大きく異なるアプローチが取られている。
そこで、今回のシンポジウムでは、浦忠成氏に蔡政権の新しい原住民族政策の全体像と、その中での平埔族政策の持つ意味について、雅柏甦詠・博伊哲努氏に原住民身分法改正を含む、政府としての平埔族政策について、汪志敏氏に台南市のシラヤ族(平埔族の一つ)施策の内容と国と自治体の関係について、それぞれお話しいただき、さらに、王昱心氏に平埔族としての立場からのコメントをいただいて、具体の民族のあり方に応じた先住民族政策の可能性を探り、今後のアイヌ政策の参考に供したい。
内容:
蔡英文政権の原住民族政策
- 浦忠成(総統府原住民族転型正義委員会副委員長・国立東華大学原住民民族学院長)
台湾政府による平埔族政策の回顧と展望
- 雅柏甦詠・博伊哲努(原住民族委員会総合企画局副局長)
台南市の平埔族施策 ― 自治体の役割
平埔族としての経験から ― コメント
日時:
- 2018年7月7日(土)
- 10:00~17:20
- (開場9:30)
場所:
- 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)
- 1階 W103教室
- ※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
2018年6月7日(木)
当センター所属の加藤博文教授がコーディネータを務めるIRIS(International Research Networks for Indigenous Studies and Cultural Diversity)「文化的多様性の形成過程の解明を目指す国際先住民研究拠点の構築」の、ニュースレター第1号が発行されました。
画像をクリックするとPDFをご覧いただけます。
2018年6月4日(月)