IRIS NewsLetter Vol.1(2)
当センター所属の加藤博文教授がコーディネータを務めるIRIS(International Research Networks for Indigenous Studies and Cultural Diversity)「文化的多様性の形成過程の解明を目指す国際先住民研究拠点の構築」の、ニュースレター第2号が発行されました。
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当センター所属の加藤博文教授がコーディネータを務めるIRIS(International Research Networks for Indigenous Studies and Cultural Diversity)「文化的多様性の形成過程の解明を目指す国際先住民研究拠点の構築」の、ニュースレター第2号が発行されました。
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「人文学専攻」と「人間科学専攻」、多彩な研究分野をより深く柔軟に学べる2専攻体制になり、新たに「アイヌ・先住民学講座」も設置されます。
フロリダ国際大学から久保田雅子先生と学生の皆様が当センターを訪問されました。 北原准教授からアイヌの宗教と文化・言語の現状を説明し、活発な質疑応答がなされました。 
先住民族に対する抑圧/権利保護政策をめぐる本格的な実証研究
―北欧サーミとアイヌの比較から見えてくるものとは?

サーミやアイヌなど多くの先住民族は近代化に際して同化や抑圧の対象となったが、特に1980年代以降、その権利保護政策が進められている。ノルウェー、スウェーデン、フィンランドにまたがって居住しているため異なる政策の影響を被るサーミは、どのように国民国家という枠組みに対抗し、活動してきたのか。サーミをめぐる現状と課題を論じる本書は、第2巻のアイヌの記述と併せて読むことでさらに、先住民族の権利をめぐる問題が決して一枚岩ではない、奥深い問題であることが分かるだろう。
\3,900+税にて販売中です。下記の連絡先にお問い合わせください。
東信堂(TEL)03-3818-5521(代) /(FAX)03-3818-5514
ホームページ 東信堂ウェブサイト
メールアドレス hupress_1@hup.gr.jp
住所 東京都文京区向丘1-20-6
小内 透(おない とおる)
2018年現在
北海道大学大学院教育学研究院教授
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
先住民族に対する抑圧/権利保護政策をめぐる本格的な実証研究2
―先住民族とマジョリティの共生をめざして

北欧サーミが復権運動を通して独自の議会やメディア、教育などの機関・機構を成立させていた(第1巻)一方、アイヌは差別の残存やそれに伴う経済問題など多くの困難を抱えたままでいた。しかし近年はアイヌ文化を称揚する動きの高まりや、和人(アイヌ以外の日本人)との混血などによって、若年アイヌたちの被差別経験は減少している。本書はこうした周辺社会の変化からアイヌ・アイデンティティの世代差や和人地域住民との交流関係を分析し、現代アイヌの生活実態や意識、彼らを取り巻く社会環境を詳述する。第1巻と併読することで、先住民族とマジョリティの共生には何が必要か、その多くの示唆に気づくだろう。
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小内 透(おない とおる)
2018年現在
北海道大学大学院教育学研究院教授
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
ロシア・サンクトペテルブルクに所在する科学アカデミー東洋古籍文献研究所(IOM)には、多くの近世・近代アイヌ・北方関係資料が所蔵されています。近年、東京大学史料編纂所ならびに北海道大学アイヌ・先住民研究センターとIOM との国際的な共同研究により、その価値と魅力が明らかとなりつつあります。
今回は、2016 年の研究集会以後に見いだされた新出史料のご紹介をふくめ、コレクション形成史の観点から、北海道を主たる舞台のひとつとする近世・近代の日露間の情報交流の具体的な姿につき、考えをめぐらせてみたいと思います。
【入場無料・申込不要・日本語での発表です】
米国議会日本研究グループ(The Congressional Study Group on Japan)のメンバーである合衆国下院議員7名及び関係スタッフ、並びに在札幌米国総領事館のレイチェル・ブルネット-チェン首席領事らの皆様が当センターを訪問されました。 常本照樹センター長より、アイヌ民族が先住民族として認められた歴史的な経緯と、現在検討されているアイヌ政策について説明し、活発な質疑応答が行われました。 
15世紀から19世紀初頭は地球規模で寒冷期が訪れていた時代で、小氷期(Little Ice Age)とよばれています。このうち、17世紀中頃から起きたマウンダー極小期(太陽活動低下期)は特に寒冷で、ヨーロッパや日本の古文書には、作物が育たず飢餓によって多数の人が亡くなったことが記されています。一方で、当時「蝦夷地」と呼ばれていた北海道では、巨大な噴火・津波も多発していました。
この研究成果報告会は、日本学術振興会 科研費15H03272「小氷期最寒冷期と巨大噴火・津波がアイヌ民族へ与えた影響(基盤研究(B)代表者:北海道博物館 添田雄二)」によるもので、2017年度に実施した北海道伊達市有珠での遺跡発掘調査と関連科学分析による古環境復元の結果を速報しつつ、アイヌ民族が小氷期へどのように対応していたかを探ります。
参加無料・申込不要
※本報告会は、道民カレッジ(ほっかいどう学2単位)との連携講座となります。
東京大学日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET機構)の徐行助教と同ネットワーク後藤絵美特任助准教授が企画なさった、 ASNETスタディツアー「現代を生きるアイヌ民族とその伝承」の一環として、両教員と3名の大学院生の皆さまがセンターを訪問されました。 当センター北原准教授と落合准教授がアイヌ民族の文化や現状について説明し、活発な質疑応答がなされました。

※参加無料・申込不要
臺中市政府原住民族部落大學の皆様が、アイヌ民族に関する視察の一環として当センターを訪問されました。 佐々木利和客員教授と当センター長常本照樹から、アイヌ民族の歴史や文化、現状についてご説明しました。 