【2017年3月4日】UBRJ SEMINAR『旅する木彫り熊 -アート・ツーリズム・境界』
当センターと北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター主催のセミナーを開催しました。 たくさんの方のご来場、ありがとうございました。UBRJ SEMINAR 旅する木彫り熊 -アート・ツーリズム・境界 木彫り熊100頭一挙公開!
趣旨説明:
木彫り熊は、北海道定番のお土産品です。北海道という場所を想起させ、表象する代表的なものともいえます。これらの木彫り熊は、大正時代にスイスから越境して持ち帰られた木彫り熊に端を発するとされます。その歴史にはアイヌ民族も関わっています。近年では、アート作品として再評価する動きもあります。木彫り熊は、アート、ツーリズム、境界の関係性を考える上で、格好の素材を提供してくれます。本セミナーは、北海道で生まれ、日本中を「旅」してきた木彫り熊の展示、講演、木彫りの実演を通じて、木彫り熊を目・耳・手で「知り」「感じる」場をつくります。どなたでもお気軽にご参加下さい。【入場無料・事前予約不要】
講演者:
- 大谷 茂之(八雲町郷土資料館・八雲町木彫り熊資料館 学芸員)
- 荒木 繁(木彫家)
- 【モデレーター】 山崎 幸治(北海道大学アイヌ・先住民研究センター)
- 【総合司会】 地田 徹朗(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)
日時:
- 2017年3月4日(土)
- 【開場】12:00
- 【講演】13:00~15:30
会場:
- 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター大会議室(403室)、ラウンジ
- ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
主催:
- 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター境界研究ユニット(UBRJ)
- 北海道大学アイヌ・先住民研究センター
お問い合わせ:
- 地田 徹朗(SRC境界研究ユニット 助教)
- TEL:011-706-2388(SRC事務室 / 平日17時まで)