2016年9月のアーカイブ
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
タリー教授には、カナダの先住民をめぐる政治の展開を「承認」「和解」「再生」の概念にそってお話いただきました。コメンテイターの加藤教授には、日本の政治学が先住民問題にとりくむうえでの課題についてお話いただきました。





昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。
事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。
- 月例公開講座『アイヌを学ぶ』特別篇
- 近代政治学と先住民族問題

すべての人の自由と尊厳をかかげる近代の政治学は、先住民族に何をもたらし、また、どのような問題をはらんでいたのか。
政治学とデモクラシーの過去をふりかえり、未来を展望します。
【講師】
- ジェイムズ・タリー (カナダ・ヴィクトリア大学名誉教授)
- コメンテーター: 加藤 節 (成蹊大学名誉教授、元・政治思想学会代表理事)
- コメンテーター: 辻 康夫 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授)
- 通訳: 飯田 文雄 (神戸大学教授)
【日時・場所】
- 2016年10月26日(水)
- 18:00~20:30(開場17:30)
- 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)409号室
- ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
2016年9月28日(水)
当センター後援の、ロナルド=トビ先生 講演会のお知らせです。
ロナルド=トビ先生
来道記念講演会
「容姿と装束にみる近世日本
―近隣異国像と自己像―」
【講演者プロフィール】

米国イリノイ大学名誉教授。1942年生まれ。コロンビア大学博士。専攻は日本近世史。第1回日本研究功労賞受賞。小学館版「日本の歴史」シリーズ編集委員等を歴任。2000-02年度、東京大学大学院人文社会系研究科教授。斬新かつ鋭利な視点で、日本近世史・東アジア国際関係史研究の発信を続けている。近世日本を単純に「鎖国」としてのみ捉えることをいち早く批判し、とくに日朝関係に軸足をおきつつ、近世の国際関係史を塗り替えてきた。その最初の成果が、早くから邦訳され、いまや古典的地位をしめる『近世日本の国家形成と外交』(速水融・川勝平太ほか訳)創文社、というモノグラフである。同書の出現は、歴史学界に大きなインパクトを今なお与え続けていると言ってよい。近年の著作として、『「鎖国」という外交 (全集 日本の歴史 9)』小学館、があり、外交貿易史に留まらない、社会史的・人類学的な歴史叙述を展開している。今回は、ロナルド=トビ先生の初めての来道の機を捉え、おもに表象文化論的な観点から、最新の“鳶(とび)史学”の粋を御披露いただく。
【日時】
2016年10月17日(月) 18:30~20:30
【会場】
北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟) 202 教室
【主催】
北海道大学日本史学講座
【共催】北大史学会
【後援】北海道大学アイヌ・先住民研究センター
【お問い合わせ】
橋本 雄(北海道大学文学部)011-706-2869 2016年9月26日(月)
昨年度開催した無料公開連続セミナー『アイヌを学ぶ』は、月例公開講座『アイヌを学ぶ』に変わりました。
事前のお申込みは必要なく、どなたでも聴講できます。どうぞ気軽にご参加ください。
- 月例公開講座『アイヌを学ぶ④』
- 交易からみたアイヌの歴史

アイヌの歴史は、自然界と調和した変化にとぼしいものと考えられがちでした。
今回は、外部世界との活発な「交易」に光をあてたよりダイナミックなアイヌ史の可能性と、そこでの課題についてお話します。
【講師】
- 蓑島 栄紀 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター 准教授)
【日時・場所】
- 2016年9月27日(火)
- 18:30~20:00(開場18:20)
- 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)203教室
- ※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
2016年9月6日(火)