講演会
2014年6月20日(金) 講演会『本はその来歴を語る―知られざる「蝦夷生計図説」の写本」』を開催しました。
2014年6月20日(金)、講演会『本はその来歴を語る―知られざる「蝦夷生計図説」の写本』を開催しました。
講師
ワシーリー・シェプキン氏
(ロシア科学アカデミー東洋古籍文献研究所研究員/当センター客員研究員)
日時
6月20日(金)18:30~20:00(18:00開場)
会場
北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟) 2F 202教室
(札幌市北区北10条西7丁目 北海道大学構内)
主催
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
古写本は、その蔵書印、付箋、書体などにより、その内容以外の、もう一つのストーリーを語りかけてくれる。
サンクトペテルブルグにある東洋古籍文献研究所に、「東蝦夷彙考」という2冊の和文写本がある。その内容は、アイヌ絵を豊富に収める「蝦夷生計図説」(1823年)のそれに近い。この「東蝦夷彙考」を「蝦夷生計図説」の他の写本と比較しつつ、蔵書印・付箋などを分析してみると何が分かるだろうか?
2014年6月20日(金)