「活動記録」では紹介しきれなかったアイヌ・先住民研究センターの活動を紹介します

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2014年11月22日~24日 筑波大学にて集中講義を開催しました


集中講義の様子1 筑波大学人文・文化学群(伊藤眞学群長)では、グローバルに活躍しうる人材として異文化に対する理解力とともに日本文化の発信力を備えた人材を育成するため、平成24年度よりグローバル人材養成講座を設けて、国際性および学際性を重視した教育プログラムを展開しています。同プログラムでは、英語や各地域の言語の充分な運用能力を身につけることはもちろん、世界における日本人として、日本の歴史、文化、社会に関する基礎的知識、日本の近代化に関する深い理解を身につけること等も求められています。
当センターは、「日本近世社会史・北方史」を研究しておられる同学群教育課程委員長の浪川健治教授から、日本の歴史、文化、社会に関する基礎的知識として身につけておくべきアイヌ民族の歴史、文化、社会に関する講座を開講したいとのご提案をいただき、平成24年度より集中講義を担当させていただいています。
集中講義の様子2 今年度は、11月22日から24日までの日程で、落合研一准教授が「グローバル人材養成講座XI」を担当させていただきました。近世までのアイヌ民族に関連する史実、江戸時代の蝦夷地調査の記録に遺されているアイヌ文化、近代化を急いだ明治政府による北海道統治とアイヌ民族に対する影響などを概観するとともに、現在のアイヌ民族の実情、近年のアイヌ民族をめぐる政治的動向などを紹介しました。また、先住民族政策に関連する政治学の諸理論、日本国憲法の保障している権利の性質などに留意しつつ、先住民族であるアイヌ民族に関する施策の可能性について検討しました。1年次から4年次まで、様々な学部に属する42名の学生が履修し、好天に恵まれた週末であったにもかかわらず、連日とても熱心に受講してくれました。
北海道外、とりわけ関東圏の大学において、アイヌ民族に関する理解を深めるための講座を設けていただいている筑波大学人文・文化学群および熱心に受講してくれた学生の皆さんに感謝いたします。
2014年12月9日(火)

台湾国立政治大学 社会科学学院院長 莊 奕琦 氏 が表敬訪問されました。

台湾国立政治大学 社会科学学院院長の莊 奕琦 氏が訪問してくださいました。 当センターの常本センター長、専任教員の落合准教授、岡田博士研究員、城石博士研究員とともに、今後の交流について懇談しました。 台湾国立政治大学 社会科学学院院長 莊 奕琦 氏
2014年12月5日(金)

2014.6.20 東京人権啓発企業連絡会所属企業4社の担当者訪問

東京人権啓発企業連絡会の所属企業から、 井上幸二さん(大林組) 吉田龍一さん(近畿日本ツーリスト) 小沼勝彦さん(損害保険ジャパン) 平政義さん(ラサ商事) が当センターを訪問してくださいました。 人権啓発活動においてアイヌ民族の歴史や現状、アイヌ文化を継承する意義に対する理解を どのように広げてゆくべきか、そのために企業においてどのような取組が可能か等について、 率直な意見を交換することができました。 2014.6.20 東京人権啓発企業連絡会所属企業4社の担当者と記念撮影 写真をクリックすると画像が拡大されます。
2014年6月20日(金)

2014.6.19 国立政治大学呉学長はじめ6名、当センターを表敬訪問

国立政治大学(台湾)と北海道大学との大学間交流協定調印式が 札幌において開催されました。 それに伴い、呉思華学長夫妻、詹志禹教務長夫妻をはじめ 国立政治大学の関係者6名が当センターを表敬訪問してくださいました。 当センターは、発足当初の2007年に国立政治大学の原住民族研究センターと 部局間交流協定を締結し、学術的交流を継続してきました。 このような経緯もあって、呉学長をはじめ訪問いただいた皆さんから、 アイヌ民族の実情等について、熱心な質問をいただきました。 当センターからは、常本照樹センター長、佐々木利和客員教授、 小内透教授、北村嘉恵准教授、落合研一准教授が参加し、 文化、政治、教育等の分野にわたって懇談するとともに、 両大学の研究センターの学術的交流をさらに深めていくことが重要である との認識で一致しました。 懇談の様子懇談の様子呉学長より記念品贈呈国立政治大学の皆さんと記念撮影 写真をクリックすると画像が拡大されます。
2014年6月19日(木)

2014.6.10 サハリン州郷土博物館研究員 フィルソワさん、ソロヴィヨワさん、当センターを表敬訪問

サハリン州郷土博物館研究員のE. フィルソワさんとO. ソロヴィヨワさんが 当センターを訪問してくださいました。 サハリン州郷土博物館は、サハリン(樺太)の先住民であるニヴフ、ウイルタ、 エヴェンクの言語と文化にかんする研究・普及活動にも取り組んでいます。 それらの活動で重要な役割を果たしている両氏と研究交流・意見交換をおこないました。 2014.6.10 フィルソワさん、ソロヴィヨワさんと記念撮影 写真をクリックすると画像が拡大されます。
2014年6月10日(火)

2014.5.20 スカルニック教授夫妻、当センターを訪問

ポーランドのヴロツワフ大学(University of Wrocław)の ピーター・スカルニック(Petr Skalník)教授夫妻が、 当センターを訪問してくださいました。 スカルニック教授は、アフリカを専門とする著名な政治人類学者です。 今回、副会長を務められたこともあるIUAES(国際人類学・民族学科学連合)の 日本での開催に合わせて来日し、当センターをご訪問いただきました。 当センターの山崎准教授とアイヌ文化や文化人類学について懇談しました。 2014.5.20 スカルニック教授夫妻と記念撮影 写真をクリックすると画像が拡大されます。
2014年5月20日(火)

2014.4.23 スウェーデン・ウメオ市 サーミ連盟 ミカエル・リンドブラッド氏ら、当センターを表敬訪問

スウェーデン・ウメオ市サーミ連盟のミカエル・リンドブラッドさんと エミル・リンドブラッドさんが当センターを訪問してくださいました。 エミルさんの訪問は、1月に続き2度目となります。 当センターの常本センター長、専任教員の加藤教授、兼務教員の小内教授他とともに、 ウメオ大学サーミ研究センター等との今後の交流の可能性について懇談しました。 2014.4.23 ミカエル・リンドブラッドさんらと記念撮影 写真をクリックすると画像が拡大されます。
2014年4月23日(水)

2014.3.20 研究会『久保寺逸彦文庫の意義』を行いました。

2014.3.20 研究会『久保寺逸彦文庫の意義』 写真をクリックすると画像が拡大されます。 本研究会は、北海道立アイヌ民族文化研究センター所内研修と 北海道大学アイヌ・先住民研究センターの共催で実施しました。 テーマ : 久保寺逸彦文庫の意義 報告者 小川 正人 氏 (北海道立アイヌ民族文化研究センター 研究主幹) 田村 雅史 氏 (北海道立アイヌ民族文化研究センター 研究職員)  大谷 洋一 氏 (北海道立アイヌ民族文化研究センター 研究職員)  遠藤 志保 氏 (千葉大学大学院人文社会科学研究科・博士課程) 
2014年3月20日(木)

2014.1.25 第18回ぺウレアイヌの集いにおける講演

2014.1.25 第18回ぺウレアイヌの集い 写真をクリックすると画像が拡大されます。 第18回ぺウレアイヌの集いにおいて、「わたしたちのことをわたしたちで決めることの難しさ」と題して、 当センターの落合研一(助教)が講演いたしました。 第18回ぺウレアイヌの集い 2014年1月25日(土) 場所:札幌市アイヌ文化交流センター サッポロピカコタン(札幌市南区小金湯27) 主催:社団法人北海道アイヌ協会札幌支部
2014年1月25日(土)

2014.1.22 スウェーデン・ウメオ市 サーミ連盟 エミル・リンドブラッド氏、当センター表敬訪問

2014.1.22 サーミ連盟エミル・リンドブラッド氏、当センター表敬訪問 写真をクリックすると画像が拡大されます。 エミル・リンドブラッド氏(スウェーデン・ウメオ市 サーミ連盟)
2014年1月22日(水)

2014.1.15 先住民の自然資源等に関する研究会

2014.1.15 先住民の自然資源等に関する研究会2014.1.15 先住民の自然資源等に関する研究会 写真をクリックすると画像が拡大されます。 Benedict J. Colombi, P.h.D (Associate Professor, American Indian Studies, School of Anthropology, School of Natural Resources and Environment, University of Arizona)
2014年1月15日(水)

2013.10.12-14、2013.12.21-23 筑波大学人文・文化学群における集中講義

筑波大学人文・文化学群における集中講義筑波大学人文・文化学群における集中講義筑波大学人文・文化学群における集中講義 写真をクリックすると画像が拡大されます。 筑波大学人文・文化学群において、丹菊逸治准教授と落合研一助教が下記のテーマで集中講義を行いました。 「アイヌ語・アイヌ文学の世界」(丹菊逸治准教授) 「アイヌ民族の過去・現在・未来」(落合研一助教) (さらに…)
2013年12月24日(火)

2013.12.6 研究会「グアテマラ共和国のマヤ言語復興の現状について」

グアテマラ共和国のマヤ言語復興の現状についてグアテマラ共和国のマヤ言語復興の現状についてグアテマラ共和国のマヤ言語復興の現状について 写真をクリックすると画像が拡大されます。 報告者:フアン・シアン 氏[カクチケル言語共同体(Kaqchikel Cholchi’)] イントロ・通訳:太田好信 教授(九州大学大学院比較社会文化研究院) 本研究会では、カクチケル語を母語とする言語分析者であるフアン・シアン氏に、 これまで携わってこられた活動やマヤ言語復興の現状について、ご報告いただきました。
2013年12月6日(金)

2013.10.28 駐日ノルウェー大使アルネ・ウォルター氏、当センター表敬訪問

2013.10.28 アルネ・ウォルター駐日ノルウェー大使、当センター表敬訪問 写真をクリックすると画像が拡大されます。 アルネ・ウォルター 駐日ノルウェー大使 アニータ・プラタップ 氏 伊達朱美 広報担当官
2013年10月28日(月)

2013.10.18 オックスフォード大学東アジア考古学・芸術・文化センターとの部局間交流協定締結

オックスフォード大学東アジア考古学・芸術・文化センターとの部局間交流協定締結オックスフォード大学東アジア考古学・芸術・文化センターとの部局間交流協定締結オックスフォード大学東アジア考古学・芸術・文化センターとの部局間交流協定締結
2013年10月18日(金)


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