企画展示
2014年3月10日~23日、資料展『久保寺逸彦―アイヌ文学研究の足跡』を開催しました。
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2014年3月10日~23日、
資料展『久保寺逸彦―アイヌ文学研究の足跡』を開催しました。
日時
3月10日(月)~3月23日(日)
【 平 日 】13:00~17:00(16:30最終入場)
【土・日・祝】10:00~17:00(16:30最終入場)
会場
北海道大学アイヌ・先住民研究センター 1F (札幌市北区北8条西6丁目 北海道大学構内)
共催
北海道立アイヌ民族文化研究センター
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
アイヌ語やアイヌ文学、宗教儀礼などの研究に大きな足跡をしるした久保寺逸彦氏は、長年にわたって録音や筆録などを積み重ね、その整理と訳注などの基礎的な作業に力を注ぎ、膨大な資料を遺しました。なかでも、1934~36(昭和9~11)年頃に北海道・サハリン(樺太)の各地で行なった調査では、当時は珍しかったレコード盤や16㎜フィルムを用いた記録を行っています。このとき録音された500枚を超えるレコード盤は、まとまった量と様々な内容のアイヌ語を録音した資料としては、現在知られている限り、もっとも古いものです。
北海道立アイヌ民族文化研究センターでは、久保寺氏のご遺族からこれらの貴重な資料の寄贈を受け、「久保寺逸彦文庫」と名付け、整理を進めてきました。このほど、資料の公開に向けた取り組みの一環として、北海道大学アイヌ・先住民研究センターとの共催により、これら1930年代の調査記録を中心に、久保寺氏が遺した資料を通してその足跡を紹介する資料展を開催しました。
また期間中には、久保寺氏とアイヌ文学研究に関する講演会も開催しました。
2014年3月23日(日)