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2013.10.12-14、2013.12.21-23 筑波大学人文・文化学群における集中講義
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筑波大学人文・文化学群において、丹菊逸治准教授と落合研一助教が下記のテーマで集中講義を行いました。
「アイヌ語・アイヌ文学の世界」(丹菊逸治准教授)
「アイヌ民族の過去・現在・未来」(落合研一助教)
筑波大学人文・文化学群(伊藤眞学群長)では、グローバルに活躍しうる人材として異文化に対する理解力とともに日本文化の発信力を備えた人材を育成するため、平成24年度よりグローバル人材養成講座を設けて、国際性および学際性を重視した教育プログラムを展開しています。同プログラムでは、英語や各地域の言語の充分な運用能力を身につけることはもちろん、世界における日本人として、日本の歴史、文化、社会に関する基礎的知識、日本の近代化に関する深い理解を身につけること等も求められています。
当センターは、「日本近世社会史・北方史」を研究しておられる同学群教育課程委員長の浪川健治教授から、日本の歴史、文化、社会に関する基礎的知識として身につけておくべきアイヌ民族の歴史、文化、社会に関する講座を開講したいとのご提案をいただき、平成24年度より集中講義を担当させていただいています。今年度は、丹菊逸治准教授と落合研一助教が下記のテーマで集中講義を開講しました。
・平成25年10月12~14日「アイヌ語・アイヌ文学の世界」(丹菊逸治准教授)
・平成25年12月21~23日「アイヌ民族の過去・現在・未来」(落合研一助教)
それぞれの講義では、1年次から4年次まで約40名の学生がとても熱心に受講してくれました。講義で出会った学生のほとんどが、アイヌ口承文学の世界、アイヌ語をとおしてみた世界に初めて触れ、アイヌ民族の文化に対する理解と関心を深めてくれたようです。
北海道外、とりわけ関東圏の大学においてアイヌ民族の歴史、文化、社会に関する講座を設けていただいた筑波大学人文・文化学群および熱心に受講してくれた学生の皆さんに感謝いたします。
2013年12月24日(火)